ブレクスピプラゾールとアリピプラゾール、体重への影響に違いはあるか

統合失調症に対する単独療法およびうつ病に対する補助療法として、ブレクスピプラゾール(商品名:レキサルティ)とアリピプラゾール(エビリファイほか)を使用した際の体重への影響について、米国・大塚ファーマシューティカルD&C Inc.のCatherine Weiss氏らは、短期研究(4、6週)および長期研究(52週以下)により検討を行った。International clinical psychopharmacology誌オンライン版2018年6月6日号の報告。

体重データは、統合失調症およびうつ病の補助療法におけるブレクスピプラゾールとアリピプラゾールの臨床研究より抽出した。データをプールし、分析を行い、各薬剤の使用による体重の平均変化量を評価した。また、ベースラインからの各薬剤による臨床的に関連する体重変化(7%以上の体重の増減)を評価した。

主な結果は以下のとおり。

・短期および長期の統合失調症およびうつ病の補助療法における、ブレクスピプラゾールとアリピプラゾールによる体重増加プロファイルは、全体的に類似していた。
・短期の統合失調症の研究における平均体重変化量は、ブレクスピプラゾールで+1.2kgアリピプラゾール+0.6kgであった。
・短期のうつ病の研究における平均体重変化量は、ブレクスピプラゾールで+1.5kgアリピプラゾール+1.6kgであった。
・長期の統合失調症の研究における平均体重変化量(52週時)は、ブレクスピプラゾールで+2.1kgアリピプラゾール+3.0kgであった。
・長期のうつ病の研究における平均体重変化量(52週時)は、ブレクスピプラゾールで+3.2kgアリピプラゾール+4.0kgであった。
・臨床的に関連する体重の増減についても、ブレクスピプラゾールとアリピプラゾールは同様であった。

著者らは「総合的にみて、統合失調症に対する単独療法およびうつ病に対する補助療法としてのブレクスピプラゾールとアリピプラゾール治療は、1年間にわたって体重への影響が同様である」としている。

出典

Weiss C, et al. Int Clin Psychopharmacol. 2018 Jun 6. [Epub ahead of print]

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