テロ襲撃後のPTSDやうつ病、2015年のバルド国立博物館襲撃事件より

2015年3月18日、2人の武装勢力がチュニジア・チュニスのバルド国立博物館を襲撃し、23人の外国人観光客が犠牲となった。チュニジア・University of Tunis El ManarのFeten Fekih-Romdhane氏らは、人口統計学的要因および社会的支援に関連した、襲撃4~6週間後の博物館勤務者のPTSD(心的外傷後ストレス障害)とうつ症状を評価し、PTSDとうつ症状の決定要因および予測因子を分析した。Community mental health journal誌オンライン版2017年2月7日号の報告。

主な結果は以下のとおり。

・回答者の68.6%は心的外傷後ストレス症状のカットオフ値(IER-Sスコア33超)を上回っており、40.6%は重度のうつ症状(DASS-うつ病スコア20超)を報告した。
・男女間で、症状の重症度に有意な差はなかった。
・PTSDおよびうつ症状の最も良い予測因子は、社会的支援の低さであった。
・テロ襲撃後の被害者にとって、ソーシャルネットワーク内の結びつきを強化する介入は、とくに有用であることが示唆された。

出典

Fekih-Romdhane F, et al. Community Ment Health J. 2017 Feb 7. [Epub ahead of print]

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