統合失調症

統合失調症治療に「葉酸」投与の可能性

血清葉酸濃度に性差があることはよく知られているが、血清葉酸レベルと統合失調症の関連性を性別に基づいて調査した研究はこれまでなかった。徳島大学の富岡 有紀子氏らは、日本人を対象に、性別で層別化した統合失調症患者と精神疾患でない健常対照者における血清葉酸レベルの違いを調査した。以前の研究データを用いて、血清葉酸レベル、血漿総ホモシステイン(tHcy)、血清ビタミンB6(ピリドキサール)レベルとの関係も調査した。
統合失調症

日本での抗精神病薬使用、高用量の特徴は

抗精神病薬は、複数の向精神薬と併用し、高用量で処方されることが一般的である。京都大学の高橋 達一郎氏らは、統合失調症患者に対する抗精神病薬の高用量処方に焦点を当て、患者の特徴および向精神薬併用との関連を特定するため調査を行った。
双極性障害

双極性障害は心臓突然死リスクが高い、年代別にも解析

双極性障害患者における心臓突然死の発生率やリスク因子に関する情報は十分ではない。台湾・台北医科大学のPao-Huan Chen氏らは、双極性障害患者の心臓突然死の調査およびリスク因子の特定のため、プロスペクティブコホート研究を実施した。
うつ病

うつや不安が将来の認知症リスクに影響

うつ病、不安症、心的外傷後ストレス障害(PTSD)は認知症と関連しているといわれているが、これらが認知症のリスク因子(因果関係または前駆症状)、併存疾患、後遺症(2次的影響)であるのかはわかっていない。これまでのメタ解析では、すべての原因による認知症、アルツハイマー病(AD)、血管性認知症(VaD)とうつ病や不安症との関連は調査されているものの、PTSDやレビー小体型認知症(DLB)、前頭側頭型認知症(FTD)との関連は考慮されていなかった。オーストラリア・アデレード大学のJ. K. Kuring氏らは、精神疾患と認知症との関連をより理解する目的で、臨床的に有意なうつ病、不安症、PTSD歴を有する人とそうでない人におけるAD、VaD、DLB、FTD、すべての原因の認知症発症リスクを調査するためのメタ解析を実施した。
統合失調症

日本での抗精神病薬使用状況(2016年)、最も使用されていた薬剤は

日本における臨床ガイドラインとヘルスケアの実践とのギャップを明らかにするため、大阪医科大学附属病院のHata Takeo氏らは、抗精神病薬の使用状況について調査を行った。
統合失調症

ルラシドン(ラツーダ)の安全性は?体重やメタボへの影響はどの程度か

統合失調症患者は、メタボリックシンドローム(MetS)発症リスクが高い。このことは、心血管疾患の有病率や死亡率の増加と関連している。統合失調症治療に一般的に使用される抗精神病薬は、MetS発症リスクを増加させる可能性が示唆されている。米国・ワシントン大学のGreg W. Mattingly氏らは、抗精神病薬ルラシドンの継続使用またはリスペリドン(商品名:リスパダールほか)からの切り替え使用におけるルラシドン(ラツーダ)の安全性について評価を行った。また、陽性・陰性症状評価尺度(PANSS)に基づいたルラシドンの長期的な効果についても評価を行った。
うつ病

孤独はうつ病を助長するのか、ソーシャルネットワーク形成が重要な健康指標

一人での食事は、うつ症状リスクの増加と関連している。この関連には、ソーシャルネットワークの貧弱さが影響を及ぼしている可能性がある。本研究では、一人での食事とうつ症状との関連に、ソーシャルネットワークの貧弱さがどのような影響を及ぼすかについて検討を行った。
ADHD

WHO必須医薬品リスト、メチルフェニデートはなぜ却下されたのか

注意欠如多動症(ADHD)は、一般的な精神疾患であり、使用する分類システムにより異なるもののその有病率は、小児で3~5%、成人で2.5%と推定されている。ADHDに最も頻繁に用いられる薬剤の1つが、中枢神経刺激薬メチルフェニデート(商品名:コンサータ)である。この文献では、メチルフェニデートのエビデンス、WHO必須医薬品モデルリストへの採用申請および専門家委員会からのコメントについて紹介された。
双極性障害

双極性障害治療、服薬に影響を及ぼす薬剤誘発性体重増加

双極スペクトラム障害の若年患者における第2世代抗精神病薬(SGA)の服薬アドヒアランスへの障壁に関して、医師、患者、患者家族の視点、およびSGA関連の体重増加の治療に対する考え方について、米国・シンシナティ大学のChristina C. Klein氏らが調査を行った。
統合失調症

統合失調症リスク、遺伝と子供の頃の環境の影響は

小児期における緑地環境との接点が、後の統合失調症発症リスクを低下させることは、これまでの研究で示唆されてきた。この関連に遺伝的要因は関係するのか、または2つのリスク因子が相加的に作用するのかは、よくわかっていない。デンマーク・オーフス大学のKristine Engemann氏らは、統合失調症発症に対する小児期の緑地環境と遺伝的要因との関連について調査を行った。
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