メンソールはタバコへの依存を助長しているのか

 タバコに含まれるメンソールが、喫煙への依存を増強させる可能性が示唆されてから、10年以上経過している。メンソールは、タバコ依存度を増加させるのかを判断するため、メンソール喫煙者と非メンソール喫煙者におけるタバコ依存について調査した研究の包括的レビューが報告された。米国・RAI Services CompanyのKimberly Frost-Pineda氏らによる、Journal of Addictive Diseases誌オンライン版2020年4月14日号の報告。

 2019年までに報告されたメンソール喫煙者と非メンソール喫煙者におけるタバコ依存に関する研究を検索した。本レビューには、一般的に普及している依存症尺度、その他の確立された依存症の予測因子(喫煙開始年齢/喫煙歴[定期的/日々の喫煙])、依存症の指標(喫煙頻度、1日あたりの喫煙本数、起床後から喫煙開始までの時間、夜間覚醒時の喫煙、喫煙時間)に基づき、メンソール喫煙者と非メンソール喫煙者を比較した研究を含めた。

 その結果として著者らは「結果を調整した研究や大規模な代表サンプルを含む利用可能な研究のレビューによると、メンソール喫煙者は、非メンソール喫煙者と比較し、依存度は高くなく、メンソールがタバコ依存度を増加させないことを裏付ける結果が示唆された」としている。

出典

Frost-Pineda K, et al. J Addict Dis. 2020 Apr 14. [Epub ahead of print]

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