PCの操作から認知症を見つけることはできるか

高齢者が多様なコンピュータを使用する動作から、認知機能に問題がないか、または認知機能低下の初期段階にあるか判断することはできるか、そしてこれらの動作が認知機能低下と関連しているかについて、英国・マンチェスター大学のG. Stringer氏らが調査を行った。International journal of geriatric psychiatry誌オンライン版2018年2月9日号の報告。

認知機能低下の高齢者(認知機能低下群)20例および健常な高齢者(対照群)24例を対象に、認知機能および機能能力、一連の半構造化コンピュータタスクの評価を行った。コンピュータの使用動作は、別注のソフトウェアで受動的に収集した。

主な結果は以下のとおり。

・認知機能低下群のコンピュータ使用動作のプロファイルは、より頻繁な一時的停止、タイピングの遅さ、マウスクリックの多さについて、対照群と比較し、有意な違いが認められた。
・これらの動作は、認知機能および機能能力(とくに記憶関連)の評価で、有意な関連が認められた。

著者らは「コンピュータの使用動作を目立たないように調査することは、臨床現場以外での神経変性の早期発見を可能とすることを示唆している。その結果として、長期的なアウトカムを改善するためのタイムリーな治療介入を可能とするであろう」としている。

出典

Stringer G, et al. Int J Geriatr Psychiatry. 2018 Feb 9. [Epub ahead of print]

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